テレビ番組『サタプラ』の「ひたすら試してランキング」で紹介されたメリタのコーヒーメーカー「ツイスト SCG58」。
味と香りで高い評価を受けていたことから、筆者も購入を検討していました。
しかし、購入前に口コミを調べてみると、コーヒーの抽出に関するトラブルや、水を入れにくい、洗いにくいといった気になる意見が見つかりました。
毎日使うコーヒーメーカーだからこそ、味だけでなく、お手入れのしやすさも大切にしたいところです。
そこで、ツイスト以外のメリタ製品も比較してみることにしました。
筆者が探しているのは、基本的に夫婦2人で使用し、来客があったときにも対応できるコーヒーメーカーです。
メリタの公式サイトには複数の機種が掲載されていますが、それぞれの違いがわかりにくく、最初はどれを選べばよいのか判断できませんでした。
調べていくうちに気になったのが、水タンクを取り外して洗える「オルフィプラス SKT53」です。
また、来客が多いときのことを考えると、大容量の「イージートップサーモ」も気になります。
ただし、水タンクが洗いやすくても、ポットやフィルター部分まで手入れしやすいとは限りません。
今回は、メリタのコーヒーメーカー6機種について、メーカー公式情報と購入者の口コミを調査し、給水や洗浄のしやすさ、保温方式、容量などを比較します。
まだ実際に購入して使用したレビューではありませんが、同じように機種選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
この記事を読むとわかること
- メリタコーヒーメーカーの良い口コミ・悪い口コミ
- 6機種の水タンク・ポット・フィルターの違い
- 毎日のお手入れがしやすい機種の選び方
- 夫婦2人で使いやすく、来客にも対応できる容量
- イージートップサーモの特徴と気になる口コミ
- オルフィプラスSKT53のメリットと注意点
- 筆者が現時点で購入候補に選んだ機種
メリタコーヒーメーカーの口コミ・評判は良い?
メリタは、ペーパードリップ方式で知られるコーヒー関連メーカーです。
家庭用コーヒーメーカーにも複数の機種があり、コンパクトなモデルから大容量タイプ、ミル付き全自動タイプまでそろっています。
ただし、同じメーカーでも水タンクの構造やポットの素材、保温方式などが異なるため、口コミは機種ごとに確認する必要があります。
良い口コミ|コーヒーの味と手軽さを評価する声
メリタ製品の口コミを調べると、コーヒーの味や手軽さを評価する意見が見られます。
例えば、ツイストSCG58については、シンプルな操作でコーヒーを淹れられることや、味に満足しているといった評価があります。
また、ノアプラスやオルフィプラスでは、ステンレスポットでコーヒーを保存できることを評価する購入者もいます。
オルフィプラスの価格.comレビューには、以前使用していたコーヒーメーカーから買い替え、コーヒーの味や給水のしやすさに満足しているという投稿がありました。
さらに、イージートップサーモについては、大容量のステンレスポットや、コーヒーをまとめて用意できる点を評価する口コミも見られました。
ただし、味の好みは豆の種類や粉の量、抽出条件によっても変わります。
口コミで高評価だからといって、必ず自分の好みに合うとは限りません。
参考:Yahoo!ショッピング イージートップサーモの口コミ
悪い口コミ|給水・洗浄・ポットの扱いに注意
購入前に気になったのは、日常の使い勝手に関する口コミです。
ツイストSCG58については、筆者が先に調査した記事でも、次のような気になる意見を取り上げています。
- 水タンクが取り外せず、給水しにくい
- 水量の目盛りが見にくい
- ポットの構造によって洗いにくい部分がある
- フィルターやポットのセットに関連した抽出トラブルの報告がある
これらはすべての製品で発生する問題ではありません。しかし、毎日使うことを考えると見過ごせない点です。
特に水タンクが取り外せない場合、給水するときには別の容器から水を注ぐ必要があります。
一方、オルフィプラスのような取り外し式なら、水タンクを水道まで持っていくことができます。
また、イージートップサーモでは、水量目盛りが見にくいという口コミが複数見つかりました。
容量が大きくても、水を入れるたびに量がわかりにくいのは気になるところです。
なお、抽出トラブルについては、部品のセット状態や使用方法が影響する場合もあります。口コミだけで製品全体の欠陥と判断することはできません。
ツイストの口コミやトラブルについては、以前の記事で詳しく調査しています。
関連記事:『サタプラ』メリタ「ツイストSCG58」の口コミとコスト比較
口コミからわかったメリタ製品の選び方
今回の調査で感じたのは、コーヒーメーカー選びでは味だけでなく、使い方に合った構造を選ぶことが大切だということです。
筆者が重視したい条件は次の4つです。
- 夫婦2人分のコーヒーを一度に淹れられる
- 来客時には3〜4人分程度まで対応できる
- 水を入れやすく、日常のお手入れが簡単
- コーヒーの味と保温性にも納得できる
特に今回は、水タンク・ポット・フィルター部分のお手入れを重視して、メリタの6機種を比較してみました。
メリタコーヒーメーカー6機種のお手入れのしやすさを比較
今回比較するのは、メリタの「ツイスト」「ノアプラス」「オルフィプラス」「ミアス」「イージートップサーモ」「アロマフレッシュ」の6機種です。
まずは、メーカー公式サイトに掲載された仕様を整理します。
| 機種 | 容量 | ポット | 水タンク | 保温方式 |
|---|---|---|---|---|
| ツイスト SCG58 | 最大水容量700mL | ガラス | 取り外し不可 | 加熱式 |
| ノアプラス SKT55 | 700mL | ステンレス | 取り外し不可 | 断熱保温 |
| オルフィプラス SKT53 | 700mL | ステンレス | 取り外し可能 | 断熱保温 |
| ミアス MKM4101 | 1,400mL | ガラス | 取り外し不可 | 加熱式 |
| イージートップサーモ LKT1002-B | 1,400mL | ステンレス | 取り外し不可 | 断熱保温 |
| アロマフレッシュ AFG622 | 750mL | ガラス | 取り外し可能 | 加熱式 |
※各容量はメーカー公表値です。実際にカップへ注げる量とは異なる場合があります。ステンレスポットの断熱保温は、電気による加熱式保温とは異なります。
続いて、今回特に重視しているお手入れの違いを比較します。
| 機種 | 水タンクのお手入れ | ポットのお手入れ | フィルター部分 |
|---|---|---|---|
| ツイスト SCG58 | 取り外し不可 | ガラス製。フタや注ぎ口の構造を確認 | セット状態に注意。洗浄方法は説明書で確認 |
| ノアプラス SKT55 | 取り外し不可 | ステンレス製。フタや内部の洗浄方法を確認 | 洗浄方法は説明書で確認 |
| オルフィプラス SKT53 | 取り外して洗える | ステンレス製。洗いやすさに関する評価が分かれる | 操作の硬さを指摘する口コミあり |
| ミアス MKM4101 | 取り外し不可 | ガラス製。開口部の形状を確認 | スイングフィルターを取り外せる |
| イージートップサーモ LKT1002-B | 取り外し不可。目盛りが見にくいとの指摘あり | ステンレス製。フタや注ぎ口の洗浄方法を確認 | スイングフィルターを取り外せる |
| アロマフレッシュ AFG622 | 取り外し可能 | ガラス製。洗浄方法は説明書で確認 | フィルターに加えてミルの管理も必要 |
※「取り外し可能」と「洗いやすい」は同じ意味ではありません。メーカー仕様と公開口コミから判断できる範囲を記載しており、実機で洗浄時間や部品数を測定した比較ではありません。
この表で筆者が注目したのは、オルフィプラスとイージートップサーモです。
オルフィプラスは水タンクを取り外して洗えることが魅力です。
一方、イージートップサーモは水タンクこそ取り外せませんが、大容量でフィルター部分を取り外せる構造です。
ただし、給水のしやすさやポットの扱いについては気になる口コミもあり、単純にどちらが優れているとはいえません。
ツイストSCG58|価格とシンプルな操作が魅力
ツイストSCG58は、コンパクトなガラスポット式コーヒーメーカーです。
最大水容量は700mL、最大抽出量は約625mLで、保温プレートを搭載しています。
独自のアロマツイスター技術によって、抽出されたコーヒーをポット内で撹拌する構造も特徴です。
筆者が最初に購入を検討したのも、このツイストでした。
『サタプラ』で味と香りが評価されたこともあり、コーヒーのおいしさには期待できます。
しかし、水タンクは取り外せません。
水の入れにくさやポットの洗いにくさが気になる筆者にとっては、購入を迷う理由になりました。
水タンクを取り外して洗うことを重視する人には、この点が注意事項になります。
向いている人:価格を抑えたい人、シンプルな操作を重視する人、淹れたてを楽しみたい人。
参考:メリタ公式 ツイスト
ノアプラスSKT55|ステンレスポットで保温できる
ノアプラスSKT55は、700mLのステンレスポット式コーヒーメーカーです。
真空二重構造のポットを採用しており、抽出後は電気による加熱ではなく、ポット自体の断熱性によって温かさを保ちます。
保温プレートを使わないため、コーヒーを加熱し続ける構造ではありません。
価格.comでは、2026年11月の調査時点で23件のレビューを確認でき、総合評価は4.30でした。
ステンレスポットの保温性やコンパクトさを評価する声がある一方、水タンクが取り外せないことを惜しむ投稿もありました。
ポットの洗いやすさについては、フタの取り外し方や注ぎ口の構造も確認しておきたいところです。
筆者の場合、保温性だけでなく水タンクを洗えることも重視しているため、ノアプラスは比較候補にはなりますが、第一候補にはなりにくいと感じました。
向いている人:ステンレスポットを使いたい人、コンパクトさと保温性を重視する人。
参考:メリタ公式 ノアプラス
オルフィプラスSKT53|水タンクを取り外せるのが魅力
今回、筆者が最も気になったのがオルフィプラスSKT53です。
容量は700mLで、ノアプラスと同じくステンレスポットを採用しています。
大きな違いは、水タンクを取り外せることです。
給水するときには水タンクを外して水道まで持っていくことができ、タンク内部を洗うこともできます。
ツイストで気になった給水のしにくさを解消できる可能性があるため、この構造は大きな魅力です。
また、真空二重構造のステンレスポット、蒸らし機能、オートオフ機能なども搭載しています。
価格.comでは9件のレビューが確認でき、総合評価は4.14でした。
楽天市場の販売ページでも、水タンクが洗えることや、ステンレスポットで保温できることを評価する購入者の投稿がありました。
ただし、気になる口コミもあります。
- 電源スイッチが硬く感じる
- フィルター部分を横に動かす際に力が必要
- ポットから注ぐときに液だれする場合がある
- ステンレスポットでも時間とともにコーヒーが冷める
- ポットの洗浄や乾燥に注意が必要
特に気になったのは、2025年10月に価格.comへ投稿された、使用開始から1年未満で保温性能が低下したというレビューです。
その投稿者は、メーカーに問い合わせた際の説明についても記載しています。
ただし、これは一人の購入者の報告であり、同じ症状が広く発生していると確認されたわけではありません。
また、ステンレスポットの洗浄方法については、口コミの記述だけで判断せず、メーカーの取扱説明書に従う必要があります。
向いている人:取り外せる水タンクを重視する人、夫婦2人で使いながら来客にも対応したい人。
現時点では、筆者の条件に最も近い機種だと考えています。
ミアスMKM4101|家族や来客用に適した大容量タイプ
ミアスMKM4101は、最大10杯分を抽出できる大容量モデルです。
容量は1,400mLで、ガラスポットと保温プレートを採用しています。
家族が多い家庭や、来客が多い場合には便利な仕様です。
また、スイングフィルターを取り外して洗うことができます。
フィルター部分を取り外せることはお手入れのメリットですが、水タンクは取り外せません。
筆者の場合、普段は夫婦2人で飲むことが中心なので、1,400mLという容量は少し大きく感じます。
来客が多い家庭なら候補になりますが、毎日の給水と洗浄を重視するなら、ほかの機種の方が合いそうです。
向いている人:一度にたくさんのコーヒーを淹れたい人、家族や来客の人数が多い人。
参考:メリタ公式 ミアス
イージートップサーモLKT1002-B|大容量とステンレスポットが魅力
イージートップサーモLKT1002-Bは、一度に最大10杯分のコーヒーを抽出できる大容量モデルです。
最大容量は1,400mLで、真空二重構造のステンレスポットを採用しています。
大容量という点ではミアスと共通していますが、ミアスがガラスポットと保温プレートを使用するのに対し、イージートップサーモはステンレスポットの断熱性で温かさを保つ方式です。
つまり、来客用に多めのコーヒーを淹れ、保温プレートで加熱せずに保存したい人に向いている機種といえます。
また、ポットに直接氷を入れてアイスコーヒーを作れることも特徴です。
メリタ公式サイトによると、主な機能は次のとおりです。
- 最大1,400mLの大容量
- ステンレス製二重構造ポット
- 取り外し可能なスイングフィルター
- ポットを外した際にしずくが漏れにくい構造
- スイッチを入れてから約15分で電源が切れるオートオフ機能
- メリタのフィルターペーパー1×4に対応
今回のお手入れ比較で注目したのは、スイングフィルターを取り外せることです。
メーカー公式サイトでも、取り外し可能なパーツを水洗いできると案内しています。
一方で、水タンクは取り外せません。
筆者がツイストで気になった給水のしにくさは、イージートップサーモでも確認しておきたい点です。
イージートップサーモの良い口コミ
購入者レビューでは、大容量のステンレスポットや保温性を評価する声が見られます。
Yahoo!ショッピングには、以前から同シリーズを使用していた購入者が、ポットの保温性や大容量に満足しているという投稿がありました。
来客時にまとめてコーヒーを用意したい家庭では、700mLクラスより使いやすい場面がありそうです。
イージートップサーモの悪い口コミ
一方、気になる口コミもあります。
特に目立ったのが、水量の目盛りが見にくいという意見です。
アスクルに掲載された旧モデルLKT1001の購入者レビューでは、水の量を調整しにくいことや、フィルター部分の取り外しに手間取ることが指摘されています。
また、家電比較サイト「360LiFE」の2026年の比較では、イージートップサーモのお手入れは5点満点中4.0点と評価される一方、水量目盛りの見にくさや、アイスコーヒーの味・香りに厳しい評価が付けられています。
なお、旧モデルの口コミは現行モデルLKT1002-Bと仕様が完全に同じとは限らないため、分けて考える必要があります。
水タンクが取り外せないことはメーカーの仕様でも確認できます。
筆者の場合、夫婦2人で使うには1,400mLは少し大きいものの、来客が多いときには魅力的です。
ただし、毎日の給水やお手入れのしやすさを優先すると、オルフィプラスの方が使い方に合いそうだと感じました。
向いている人:来客が多い人、ステンレスポットで多めのコーヒーを保温したい人、ホットとアイスの両方を楽しみたい人。
参考:Yahoo!ショッピング イージートップサーモの口コミ
アロマフレッシュAFG622|豆から挽ける全自動モデル
アロマフレッシュAFG622は、コーヒーミルを内蔵した全自動タイプです。
容量は750mLで、ガラスポットと加熱式保温プレートを搭載しています。
水タンクも取り外し可能です。
コニカル式ミルを搭載し、豆の挽き目を3段階で調整できることが特徴です。
さらに、タイマー機能もあるため、朝にコーヒーを用意したい人には便利でしょう。
一方、ミルが付いている分、通常のドリップ式よりも洗浄・管理する部分が増えます。
水タンクが外せる点は魅力ですが、お手入れ全体が簡単になるとは限りません。
価格.comのAFG622レビューは、調査時点で7件、総合評価2.30でした。評価件数が少ないものの、購入前には低評価の内容も個別に確認したいところです。
筆者は1杯あたりのコーヒー代を重視しているため、普段はコーヒー豆ではなく、挽いたコーヒー粉を使用する方針です。
また、挽きたてのおいしいコーヒーが飲みたくなったときには、すでに所有しているハンディミルで豆を挽くことができます。
そのため、コーヒーメーカー本体にミルが付いている必要性は感じていません。
もちろん、毎回豆から挽く人にとっては全自動の便利さは魅力ですが、筆者の使い方では、ミルが付いていないシンプルなドリップ式の方が合っていると考えました。
向いている人:コーヒー豆から挽きたい人、タイマー機能が必要な人、ミルによる粉砕から抽出まで自動化したい人。
毎日のお手入れがしやすいメリタコーヒーメーカーはどれ?
6機種を比較してわかったのは、水タンクの取り外しだけでなく、ポットやフィルター部分の構造にも違いがあることです。
日常のお手入れを考えるなら、次の3点を分けて確認する必要があります。
水タンクを取り外して洗えるか
今回比較した6機種では、オルフィプラスとアロマフレッシュの水タンクを取り外せます。
水タンクを外して給水できることは、別の容器から水を注ぐ手間を減らせるというメリットがあります。
また、タンク内部を直接洗いやすくなるため、日常的なお手入れを重視する人には魅力的です。
一方、イージートップサーモは大容量ですが、水タンクを取り外すことはできません。
筆者がオルフィプラスに注目した最大の理由も、この水タンクの構造です。
ポットのフタや注ぎ口は洗いやすいか
水タンクが洗いやすくても、コーヒーを受けるポットが洗いにくければ、毎日のお手入れには手間がかかります。
特にステンレスポットは、外から内部が見えにくく、フタや注ぎ口の構造によっても洗いやすさが変わります。
オルフィプラスについても、ポットの洗浄や扱いやすさに関する口コミがありました。
また、イージートップサーモもステンレスポットを採用しているため、洗浄時にはフタや注ぎ口の扱いを確認する必要があります。
そのため、水タンクが取り外せるという理由だけで「最も洗いやすい機種」と断定するのは早そうです。
フィルター部分やミルのお手入れは簡単か
ペーパーフィルター式のコーヒーメーカーでは、使用後にコーヒー粉を捨て、フィルター部分を洗う必要があります。
ミアスとイージートップサーモは、スイングフィルターを取り外せる構造です。
ただし、イージートップサーモの旧モデルには、フィルター部分を取り外す際に手間取るという口コミもありました。
一方、オルフィプラスにもフィルター部分の操作が硬いという意見があるため、実際の操作性は確認しておきたいところです。
また、ミル付きのアロマフレッシュでは、フィルターやポットに加えて、ミルの管理も必要になります。
筆者はすでにハンディミルを所有しているため、日常のお手入れが増える全自動タイプを選ぶ必要性は低いと考えています。
今回の比較では、給水タンクの手入れを重視するならオルフィプラスが有力です。一方、ポットやフィルターも含めた総合的な洗いやすさは実機確認が必要、という結論になりました。
夫婦2人で使うならどれ?180〜200mLのコーヒーで比較
ここからは、筆者の使用条件に合わせて比較します。
普段は夫婦2人でコーヒーを飲みますが、来客があるときには3〜4人分を一度に用意できると便利です。
コーヒーメーカーの説明にある「5杯用」「10杯用」という表示だけでは、実際にどれくらいの量を淹れられるのか判断しにくいところがあります。
メーカーの「5杯用」とマグカップ5杯は違う
コーヒーメーカーの「5杯用」は、一般的な大きめのマグカップ5杯分という意味ではありません。
メリタのツイストでは、最大水容量700mLに対して、最大抽出量は約625mLと公表されています。
仮に1人が200mL飲む場合、625mLは約3杯分に相当します。
| 飲む人数 | 1人180mL | 1人200mL |
|---|---|---|
| 1人 | 180mL | 200mL |
| 2人 | 360mL | 400mL |
| 3人 | 540mL | 600mL |
| 4人 | 720mL | 800mL |
※表はカップに注ぐコーヒーの量です。抽出時には粉に吸収される水などがあるため、投入する水量は別途考える必要があります。
夫婦2人なら700mLクラスが使いやすそう
夫婦2人で180〜200mLずつ飲むなら、必要なコーヒーは合計360〜400mLです。
700mLクラスのコーヒーメーカーなら、容量面では十分に対応できそうです。
この点では、ツイスト、ノアプラス、オルフィプラスのいずれも候補になります。
一方、イージートップサーモとミアスは1,400mLの大容量タイプです。
少量を抽出する際の最低水量や粉の量については、各機種の取扱説明書で確認する必要があります。
筆者の場合、毎日使うことを考えると、大容量であることよりも、水を入れやすく、清潔に保ちやすい構造が魅力です。
来客が3〜4人の場合はどうなる?
1人180〜200mL飲むとすると、3人分で540〜600mLが必要です。
ツイストの最大抽出量約625mLなら、計算上は3人分に対応できます。
オルフィプラスとノアプラスも700mLクラスですが、公式の700mLは容量表記であり、実際に何mLのコーヒーが抽出できるかは別に確認する必要があります。
一方、4人が200mLずつ飲む場合、合計800mLが必要です。
この量では700mLクラスの機種で一度に用意するのは難しいため、2回に分けて淹れるか、ミアスやイージートップサーモのような大容量モデルが候補になります。
特にイージートップサーモは、ステンレスポットで多めのコーヒーを保存できることが魅力です。
ただし、筆者の家庭では、普段は夫婦2人で使用し、来客はときどきという想定です。
そのため、4人分を一度に淹れることよりも、普段の使い勝手を優先する方がよいのではないかと考えています。
メリタコーヒーメーカーを選ぶなら保温と維持費も重要
お手入れのしやすさに加えて、購入前に確認しておきたいのが保温方式とランニングコストです。
ガラスポットとステンレスポットの保温方式の違い
ツイストやミアスなどのガラスポット型は、保温プレートでコーヒーを温める方式です。
一方、ノアプラス、オルフィプラス、イージートップサーモは、ステンレスポットの断熱性で温かさを保ちます。
| 項目 | ガラスポット・加熱式 | ステンレスポット・断熱式 |
|---|---|---|
| コーヒーの残量 | 外から見やすい | 見えにくい |
| 保温方法 | 電気で加熱する | ポットの断熱性 |
| 保温中の電力 | 必要 | 基本的に不要 |
| 長時間の温度変化 | 加熱方式・時間に依存 | 徐々に冷める |
| 洗いやすさ | 形状による | 開口部・フタ構造による |
ステンレスポットは保温プレートで加熱し続けない点が魅力ですが、いつまでも熱いままというわけではありません。
オルフィプラスの購入者レビューにも、時間がたつと冷めることを気にする意見がありました。
イージートップサーモにも保温性を評価する声がある一方、旧モデルでは期待ほど保温できなかったという口コミが見られます。
一方、コーヒーが加熱され続けることを避けたい人には、断熱式ポットが合う可能性があります。
フィルターペーパーと日常の維持費
今回比較した6機種では、ツイスト、ノアプラス、オルフィプラス、アロマフレッシュがメリタの1×2サイズのペーパーフィルターを使用します。
一方、大容量のミアスとイージートップサーモは1×4サイズです。
筆者は普段、ドリップバッグやペーパーフィルターを使用してコーヒーを淹れています。
また、1杯あたりのコストを重視しているため、コーヒーメーカーを購入した場合も、普段は挽いたコーヒー粉を使用する予定です。
豆から挽きたいときには、所有しているハンディミルを使えば対応できます。
そのため、ミル付き全自動モデルよりも、粉から抽出するシンプルなコーヒーメーカーを優先したいと考えています。
ただし、1杯あたりの費用だけでなく、毎回コーヒー粉を捨ててポットやフィルターを洗う手間も考える必要があります。
コストについては、以前のツイストの記事でドリップバッグとの比較を行っています。
関連記事:メリタ「ツイストSCG58」の口コミとブルックスとのコスト比較
メリタコーヒーメーカーはどれがおすすめ?用途別の選び方
ここまでのメーカー公式仕様と購入者レビューを踏まえ、どの機種がどんな人に向いているのか整理します。
価格とシンプルさを重視するならツイスト
比較的シンプルな構造で、コンパクトなコーヒーメーカーを探しているならツイストSCG58が候補になります。
『サタプラ』で評価された味と香りも魅力です。
ただし、給水タンクの取り外しができない点や、フィルター・ポットのセットには注意が必要です。
保温性とコンパクトさを重視するならノアプラス
ノアプラスはステンレスポット式のため、保温プレートによる加熱を避けたい人に向いています。
700mLという容量も、普段2人で飲む場合には使いやすそうです。
ただし、水タンクは取り外せません。
給水とお手入れを重視するならオルフィプラス
筆者が現時点で最も魅力を感じているのは、オルフィプラスSKT53です。
水タンクを取り外して給水・洗浄できることが、ほかの700mLクラスの機種との大きな違いです。
さらに、ステンレスポットを採用しているため、保温プレートで加熱し続けることもありません。
ただし、ポットの保温性能については評価が分かれ、スイッチやフィルター部分の操作が硬いという意見もあります。
毎日使うコーヒーメーカーとして、こうした部分を実際に確認できれば、さらに判断しやすくなると思います。
一度に多く淹れるならミアス
来客が多く、4人分以上のコーヒーを一度に用意したいなら、ミアスMKM4101が候補です。
容量1,400mLという余裕がありますが、水タンクの取り外しはできません。
大容量と断熱保温を両立したいならイージートップサーモ
来客が多く、まとめて淹れたコーヒーをステンレスポットで保存したいなら、イージートップサーモが候補になります。
1,400mLの大容量で、取り外せるスイングフィルターを採用しています。
一方、水タンクは取り外せず、目盛りが見にくいという口コミもあります。
筆者の場合、普段は夫婦2人で使うため、容量よりも給水と洗浄のしやすさを優先したいと考えています。
豆から挽く工程まで自動化したいならアロマフレッシュ
アロマフレッシュAFG622は、ミル付き全自動で、水タンクも取り外せます。
コーヒー豆から挽いて抽出する作業を自動化したい人には魅力的な機種です。
ただし、筆者は1杯あたりのコストを重視しているため、普段は挽いたコーヒー粉を使用する予定です。
挽きたてのコーヒーを楽しみたい場合も、すでに持っているハンディミルで豆を挽けば対応できます。
そのため、わざわざミル付きのコーヒーメーカーを選ぶ必要はないと考えました。
筆者が選ぶならオルフィプラスSKT53?購入前に確認したい3つのこと
今回の調査では、オルフィプラスSKT53が最も自分たちの使い方に合いそうだと感じました。
イージートップサーモも加えて比較しましたが、夫婦2人の日常使いという点では、700mLクラスのオルフィプラスが有力候補です。
その理由は、夫婦2人で飲むには十分な容量があり、水タンクを取り外せて、ステンレスポットによる断熱保温にも対応しているからです。
ただし、購入を決める前に、次の3点は確認しておきたいと思います。
1. ステンレスポットは本当に洗いやすい?
水タンクは取り外して洗えますが、ポットについては購入者によって評価が分かれています。
特に、ポットのフタや注ぎ口の構造、洗浄後の乾燥のしやすさは気になるところです。
また、真空二重構造のポットは洗浄時の取り扱いに注意が必要なため、説明書で確認したいと考えています。
2. 保温性能は夫婦2人で使うには十分?
筆者の家庭では、一度に夫婦2人分を淹れることが基本です。
そのため、何時間も保温する必要はありません。
ただし、2杯目を少し時間をおいて飲みたい場合には、温度がどれくらい下がるのか気になります。
口コミでは評価が分かれているため、実際の保温性能は購入後に確かめたい点です。
3. フィルター部分やスイッチは操作しやすい?
水タンクが外せても、毎回使用するフィルター部分や電源スイッチが扱いにくければ、使い勝手の良さは半減します。
オルフィプラスには、フィルター部分の動きが硬い、電源スイッチが押しにくいという口コミもありました。
可能であれば、店頭で操作感を確認してから購入を判断したいところです。
メリタコーヒーメーカーの口コミ・評判とお手入れ比較まとめ
『サタプラ』で紹介されたツイストSCG58をきっかけに、メリタのコーヒーメーカーを調べ始めました。
味と香りが評価されたツイストは魅力的ですが、購入者レビューを確認すると、給水や洗浄のしやすさについて気になる意見もありました。
そこで、お手入れのしやすさを中心にメリタの6機種を比較しました。
今回追加したイージートップサーモは、1,400mLの大容量とステンレスポットが魅力で、来客が多い場合には有力候補になります。
しかし、水タンクが取り外せないことや、水量目盛りが見にくいという口コミもあり、日常の使いやすさでは注意したい点がありました。
その結果、筆者の使用条件に最も近いと感じたのが、オルフィプラスSKT53です。
水タンクを取り外して洗えることは、毎日使ううえで大きなメリットだと思います。
一方、ステンレスポットの洗いやすさや保温性、スイッチの操作感には気になる口コミもあり、まだ購入を決めたわけではありません。
この記事のまとめ
- メリタのコーヒーメーカーは機種によって給水・保温・洗浄方法が異なる
- ツイストSCG58は味やシンプルさが魅力だが、給水・洗浄面に気になる口コミがある
- ノアプラスはステンレスポット式だが、水タンクは取り外せない
- オルフィプラスは水タンクが取り外せ、夫婦2人の日常使いに有力な候補
- ミアスは1,400mLの大容量で、来客が多い場合に向いている
- イージートップサーモは大容量と断熱保温が魅力だが、水タンクは取り外せない
- 水タンクが外せても、ポットやフィルターまで洗いやすいとは限らない
- 筆者は1杯あたりのコストを重視し、普段は挽いたコーヒー粉を使用するため、ミル付き全自動は必須ではない
- 筆者の第一候補はオルフィプラスSKT53。ただし、購入前にポットの洗いやすさと操作感を確認したい
コーヒーメーカーは、一度購入すると長く使う家電です。
毎日おいしいコーヒーを楽しむためにも、味だけでなく、給水・洗浄・保温まで含めて、自分の生活に合ったものを選びたいと思います。
今後、実際に購入した場合は、給水やお手入れのしやすさ、抽出したコーヒーの温度なども確認して紹介できればと考えています。
主な参考資料
- メリタ公式 家庭用コーヒーメーカー一覧
- メリタ公式 ツイスト
- メリタ公式 ノアプラス
- メリタ公式 オルフィプラス
- メリタ公式 ミアス
- メリタ公式 イージートップサーモ
- メリタ公式 アロマフレッシュ
- 価格.com オルフィプラスの購入者レビュー
- 360LiFE イージートップサーモの比較評価
- Yahoo!ショッピング イージートップサーモの購入者レビュー
※メーカー仕様・公開レビューは2026年11月4日時点で確認した情報を中心に使用しています。個人の口コミは使用条件によって評価が異なります。また、イージートップサーモの旧モデルLKT1001に関する口コミは、現行モデルLKT1002-Bと区別して記載しています。本文は筆者による購入前調査です。


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